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HIVは血液検査でわかる、自宅で検査できる検査キットもある

2019年10月14日
落ち込んでいる男性

HIVの検査ではスクリーニング検査と確認検査の2種類が行われますが、いずれも血液検査です。HIVは血液・精液・膣分泌液・母乳などを介して感染するため、その中で人間全員から採取できる血液からHIVの感染有無を判断する方法が選ばれました。血液は採取も楽であり、体内にある細胞や細菌などの様子がよく分かるためというのもあります。

血液検査では本人の血液を要するため、まず注射器などで採血を行います。注射嫌いにとっては過酷な状況ですが、これ以外に医療的な血液入手法は基本としてありません。注射針が刺さった時の痛みは体内の水分量が少ないほど強いと言われているため、検査に行く前に適度な水分補給をしておきましょう。

HIVの検査に関しては、自宅でできるキットも用意されています。流通するキットの名称は主に2つ、郵送検査キットと自己検査キットです。郵送検査キットは自らで採血した血液を郵送で専門機関に送り、その結果を郵送で受け取ります。自己検査キットは自宅で完結するもので、病院や専門機関を通さないため判断は確実なものとなりません。

自己検査キットはネットでも販売されていますが、販売元が病院や専門機関でない場合もあります。そのため、比較的には郵送検査キットの方がおすすめです。郵送検査キットは専門機関が直々に販売しているため、そこで購入した方が安全と言えます。

自己検査キットも郵送検査キットも、ジャンル幅の広い通販サイトで販売されていることがあります。しかし、このような方法で販売されているものは説明や管理が不十分な可能性は否めません。衛生的な心配もそうですが、使い方がよく分からないまま使うことになる危険性もあります。

キットを購入するなら、できる限り専門機関が直々に提供しているものを選ぶことをおすすめします。ジャンル幅の広い通販サイトで購入するのであれば、ちゃんと販売元・レビュー・詳細内容などを確認してください。

最後に、キットはあくまで通常検査の前に感染の可能性を知るための簡単にできるプレ検査です。簡単な検査ゆえに、郵送検査でも自己検査でもその結果が確実なものである保証はありません。確実な結果を知りたいのであれば、検査に足を運んでください。

保健所や専門機関の検査は、安全かつ適切な対応です。病院などは匿名では通りませんし検査も再検査も費用を要しますが、保健所なら匿名・無料で検査も再検査も行えます。公式かつ正式な検査場においては他感染症の心配は必要なく、恥ずかしがる必要もありません。また、面倒な気持ちで避けたり先延ばしにしないことも大事です。

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